MOJIZOkinの画像処理を試してもらうためにテスト用画像を作ってみました。
画像の字形と背景の色は、古代木簡(出土物)を参考にしています。
※実際の古代木簡では文字と背景の境界が曖昧になり、さらに色も複雑に変化するため、画像処理の難易度も高くなります。
この画像に限っては、MOJIZOkinだとRed Grain(Thresholdは135程度)の処理が最も効果的に背景を消去できるようです(Copyrightの残骸はTouch Up機能で消してください)。続いて良い結果を得られるのはWooden Skinでしょうか。字形と背景の明るさが似ているため、Brightnessではあまり良い結果を得ることはできませんでした。
ただし、画像の色や柄などによってはWooden Skinの方が良い結果が得られる場合もあります。また、白に近い紙に書かれた古文書、グレースケール画像として撮影された写真など、Brightnessを使うしかない場合もあります。画像処理に「万能」といえるものは残念ながらありません。ケースバイケースでうまく使い分けたり併用したり、皆さんが考えた画像処理をアプリに積んで公開したり、いろいろとチャレンジしてみてください。